アートマスク -Limited Edition

Dec 10, 2020

アートマスク -Limited Edition

THE KNOTではアーティストの方々との関わりを大切にしています。

今回は、THE KNOTブランド始まって以来、初の試み。一つのプロジェクトに各KNOTそれぞれ(横浜・新宿・札幌・広島)別々のアーティストさんに関わっていただいた、アートマスク -Limited Edition の発表です。このプロジェクトは、ぜいたくにも4名のアーティストさんからデザイン提供をいただきました。

世界中を不安や恐怖、混乱に陥れた新型コロナウイルスによるパンデミック。経済活動も著しく鈍化する中で、振り返るとあの時、だれもが先の見えない不安にストレスを抱えていたのではないでしょうか?

そんな時にお声がけをいただいたのが、デザイナーズブランドを数多く支えるカットソーメーカーの新井繊維さん。私たちはその前向きで勇気ある姿勢とプロダクトの質の高さに感銘を受け、THE KNOTオリジナルマスクを一緒に作りました。そして、THE KNOTにお泊りただく方々が安全に、かつ快適にお過ごしいただきたいという気持ちを込めて宿泊頂く方々にプレゼントしてきました。
※現在はTHE KNOTオリジナルマスクのプレゼントは配布終了しています。

おかげさまで、たくさんの方からご購入のリクエストを頂戴する中で、せっかく販売するのであれば、私たちらしく、こんな時だからこそ、楽しくなるような試みをしたい。日ごろから私たちの生活を豊かにしてくれているアーティストさんとのコラボーレーションを考えました。

THE KNOTのエリア(横浜・新宿・札幌・広島)にゆかりあるアーティストの方々とのコラボレーション。アートマスク Limited Editonがいよいよ登場です。

ご協力いただいたアーティストの方々をご紹介します。
皆さんはどのデザインがお好みですか?


THE KNOT YOKOHAMA Mask

■プロフィール
佐田真美 / Mami Sada
出身地:神奈川県
出身校:横浜美術大学

Instagram
@bjmoon_stst

■今回マスク用にご提供頂いた作品に関して
作品名:Francis Francis
作品素材:キャンバス、油彩
作品への想い:フランシス・フランシスという架空の人物を描いた作品です。彼は作品と同時に制作した小説の主人公でもあります。怠け者でもどこか憎めないフランシスについて、その周りの人物が語るお話です。この絵はそんな彼の性格の一面を表しています。制作するにあたり、フランシスが纏う空気感を出せるように色遣いにはこだわりました。

■今回のコラボレーションの感想やTHE KNOTに対する印象
今回は駆け出しの私にお声をかけていただき大変光栄です。自分自身の作品がマスクとして人々の生活の一部になったらと思うと嬉しいです。
THE KNOTさんはファッショナブルで落ち着いた雰囲気のあるホテルという印象です。そんな素敵な空間で過ごすのは、とても魅力的だと思います。

■佐田真美氏 作品


THE KNOT TOKYO Shinjuku Mask

■プロフィール
堀内悠希 / Yuuki Horiuchi
1990年奈良県生まれ。映像・立体など様々な手法でインスタレーションやドローイングを発表。風景や日用品をモチーフに類似性の強調や抽象化を行い、イメージの飛躍や常識からの逸脱、物事の詩的解釈を促すような作品を制作する。最近の展示に、個展 ”Parallel World” NOHGA HOTEL Ueno, 東京(2020)、”Super Flatland” White Conduit Projects, ロンドン(2020)、”London Summer Intensive Showcase” カムデンアートセンター, ロンドン(2019)など多数。2018年東京芸術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程修了、2016年グラスゴー美術大学(イギリス)へ交換留学。

Instagram
@horiuchiyuuki
WEB site
https://yuukihoriuchi.com/

■今回マスク用にご提供頂いた作品に関して
新宿には、2年通った予備校や大きな画材屋さんがあります。また、新宿区の端に位置する神楽坂には5年以上住んだこともあり、非常によく訪れた、思い入れと馴染みの深い場所です。どちらかというと東口方面へ行くことが多い私としては、THE KNOTが位置する西方面は未来都市やどこか違う星のイメージ。伸びるビル群を見ながら、平日、人気のない歩道を初台にあるギャラリーへ向かって歩いていると、突然現れる公園の緑に驚いてしまう。知らない惑星のようでもあり、しかし確かに生活の気配を感じる、これこそが東京だと18歳の私は思って、冬の斜めの日差しを浴びて歩きました。

■今回のコラボレーションの感想やTHE KNOTに対する印象
私にとって馴染み深い場所に位置するホテルということだったので、とても具体的に新宿や都庁前~初台エリアの記憶を呼び起こし、素直にその印象を描きました。不思議なもので、私の記憶の中でそこはいつだって公園の一歩手前で、冬の斜めの日差しで満たされています。今回マスクを手にとっていただいたお客様には、新宿という街はどう写りますか?このアートワークが、街の意外な一面を眼差すきっかけになればと思っています。
残念ながらTHE KNOTにはまだお伺いすることが叶っていませんが、私もまた新しい新宿の一面を発見するために、ぜひ一度宿泊してみたいと思っています。初台のオペラシティはいつも良い展覧会をやっているし、歩いて新宿を散策できたら、それは素晴らしいことです。

■堀内悠希氏 作品


THE KNOT SAPPORO Mask

■プロフィール
大石祐介(MARCOMONK) / Yusuke Oishi
1980年、北海道函館市出身。東京在住。高校卒業後は札幌のストリートカルチャーで育ち2006年に上京。2008年から写真を、2010年からは映像を、2020年からはコラージュをそれぞれを独学で始める。
NYの日常を撮影した写真集「LIFE THROUGH MY EYES」を2018年に出版。余韻を残しつつも刹那的な表現が観るものを惹きつけ、国内外のアーティストやファッション、雑誌、広告など幅広いジャンルで活躍する

Instagram
@yusuke_oishi_marcomonk
@marcomonk8

■今回マスク用にご提供頂いた作品に関して
作品名:ありません。
作品の素材:マットの普通紙です。
作品への想いやこだわりについて:札幌には8年弱の間過ごしていたので、写真を撮り始めてから、札幌に帰ってくる度に撮影した写真を使って、自分なりに考える札幌の象徴的なものを作品に散りばめています。

■今回のコラボレーションの感想やTHE KNOTに対する印象
自分がコラージュを始めたのはこのコロナ禍の中でして、時間がある、素材がある、だったら挑戦してみようと。それで、始めるにあたり最初から最低でも仕事に繋げると周りにも宣言して取り掛かりました。
そんな中、THE KNOTさんからお声がけ頂いたのは本当に嬉しい事でした。キャリアではなく作品を見ての判断でオファーを頂いたので、自分が産まれ育った北海道も関わってる事もあり力を込めて作成致しました。

■大石祐介氏 作品


THE KNOT HIROSHIMA Mask

■アーティストプロフィール
木村翔太 / Shota Kimura
1993年広島県広島市生まれ。2019年に広島市立大学芸術学研究科造形芸術専攻彫刻研究修了。故郷である広島を拠点に、木彫による立体作品と水彩などを用いた平面作品どちらも両方手掛けていき美術を生活の中へユーモアとして取り入れていく。東京、名古屋、金沢、などでグループ展も開催。直島に野外常設展示の作品がある。
2015年「金沢彫刻祭 2015」@アートベース石引 in 石川県
2019年第7回新県美展奨励賞受賞
2019年「SICF20 」@スパイラルホール in 東京
2020年個展「かなりがんばってみた」@ギャラリーG in 広島

Instagram
@kmr_sut

■今回マスク用にご提供頂いた作品に関して
作品名:禍福は糾える縄の如し
作品素材:水彩、インク、画用紙
作品への想いやこだわりについて:タイトルの由来は中国のことわざから引用しており、意味は幸福と不幸は縄の折り重なりのように変転することなので一喜一憂せず長い目で見ることが大切ということです。THE KNOT HIROSHIMAのカラーリング、都市の繋がり、また広島の特徴があり縁起が良いものをデザインしました。

■今回のコラボレーションの感想やTHE KNOTに対する印象
今年の6月、初めてTHE KNOT HIROSHIMAの案件に関わらせていただきました。私自身、大学院を修了し駆け出しの作家として色々模索している中での初めての案件で右も左もわからないことばかりでした。手探りながらも受けた案件は必ず応えようの一心でデザインを完成させました。
2020年はコロナの年といっても過言ではなく、大変な事ばかりで気が滅入る時も多々あったと思われます。このような状況でもマスクのデザインに携われて頂けたことは感謝するばかりです。また一風変わったマスクですので曇りの日とかに付けて出掛けると良いではないでしょうか。
THE KNOT HIROSHIMAの内装、各フロワの徹底した意識の高さは広島の新しい面を魅せてくれると感じます。ホテルから見える景色、撮る景色は今まで広島に住んでいて初めて見える光景ですのでその体験は今でも鮮明に覚えています。

■木村翔太氏 作品

※客室内のコースターに2作品を起用させて頂いております。


販売開始は間もなくを予定しております。
アップデートはTHE KNOT公式FacebookとInstagramにアップしてきますのでお見逃しなく!

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