【KADO Gallery展示】彼にとっての「絵」は自閉症と世間との「接点」である。『THE POWER OF ART byGAKU 展』7月30日(金)から開催
Jun 30, 2021
彼の作品は極めて直感的で外の次元からパワーが炙り出てきているかのような波動を発している。はたしてアートがいかに人々に強く、持続的にポジティブな影響を与えることができるのだろうか。
ライフスタイルホテル ザ ノット の「東京新宿」と「札幌」それぞれにあるギャラリーにて
『THE POWER OF ART byGAKU 展』 を 7月30日(金)から 9月7日(火)まで開催いたします。(入場無料)

重度の知的障害と言語障害を持つGAKUが4年前に突然「絵」という「言葉」を見つけた。岡本太郎美術館を訪ねた翌日から突然絵を描き始め、現在は年間240枚以上の作品を描き続けている。もし「絵」が彼の「言葉」であれば、GAKUは膨大の量のコミュニケーションを発している。
そんなGAKUの絵は我々に直感的に語りかける。
現代人が窮屈な常識や世間のルールで疲弊する中、彼の直感的で自由な表現力は、我々に「本当の障害とは何か?」を問いかけている。
THE KNOT TOKYO Shinjukuでは40号(100cm*100cm)の迫力あるサイズの原画を中心とした17点を、THE KNOT SAPPOROでは30点のPremium ジークレー・シリーズ※ の作品を展示予定です。
全ての作品は購入可能で、THE KNOT ONLINE STORE でも展示期間中に限り一部の作品(Premium ジークレー・シリーズに限る)の販売を予定しておりますのでこの機会をお見逃しなく。
※Premium ジークレー・シリーズ
原画の持つニュアンスを極限まで忠実に再現する手法。リトグラフ、シルクスクリーン版画と違い版を用いずに刷り上げるのがジークレーの特徴。近年ではルーブル美術館やメトロポリタン美術館でもジークレーが展示されている。byGAKU Premium Giclee Seriesでは2億画素の48bit約281兆色で原画を捉えて忠実に再現しGAKUが原画で放つ豊かな色彩を忠実に布キャンバスにプリント。キャンバスの縁取りもポップなカラーで単体で飾れるようになっている。
展示概要
展示名:THE POWER OF ART byGAKU
期 間:2021年7月30日(金)~ 9月7日(火)
場 所:
THE KNOT SAPPORO 1F KADO Gallery (10:00 – 22:30)
THE KNOT TOKYO Shinjuku 2F Gallery (Open anytime)
その他:入場無料
オンラインストア:THE KNOT Online Store
※当展示作品に関する作品のオンライン販売は展示開催開始日の7月30日からを予定しております

About the Artist
GAKU
アメリカ国籍 / 2001年生まれ / 川崎で活動
生まれつき自閉症で知的障害と診断され、自閉症対処で9年間ロスアンジェルスへ渡米。5年前に日本へ帰国し、父親が川崎で始めたアイム(発達障害の福祉施設)の運営するノーベル高校に通い始める。言語を介さない独自の特殊な世界観を持つ。20歳の現在でも小学2年生ほどのコミュニケーション力だが、言語を超えた領域で特別な能力を発揮、左脳を排除した右脳だけの世界で自分の表現力をみつける。