Hiroshima Magazine -Issue 01-1 Introduction
Sep 22, 2021

タイトルは、まだない
美しい自然、美味しい食材、穏やかな気候。
環境に恵まれた本質的に豊かな暮らしがある、広島。
この街が経験した辛く悲しい過去が、ささやかな幸せの放つ輝きをより鮮明に見せ、 教えてくれるのかもしれない。
本当に大切なことを大切にできる日常こそ幸せなのだと。
そんな広島の風土や生活、歴史に触れたとき、私たちは自分の本質へと立ち返る。
たとえば、何を食べるかの前に、誰と食事をするのか。
何のために生きるのかではなく、誰のために生きるのか。
多島美のこの街で、美しい海に触れ新鮮な山の空気を吸い、立ちどまり、水面に反射する光の残像をたどりながら過去と今と未来を想う。
平和とは、自由とは、平等とは、正義とは、何か。本当の豊かさとは何か。
さまざまな人が生きるこの世界で、多様性をごく当たり前に理解し、共存していこうとする姿勢は、一つの平和につながるのではないだろうか。
多様なカルチャーが発信され、人々が出会い、文化の交流が生まれる場所、THE KNOT。
ある日、気の合う仲間と出会い、お酒を交わし、語り合う。
自分たちのこと、世界のこと、これからのこと。
ただそれだけのことがこんなにも嬉しく、永遠に続いて欲しいと思う。
THE KNOT HIROSHIMAで紡がれていく様々な物語。
その一つ一つが、本質的な豊かさを感じられる体験として訪れる
人に記憶されていく場所。
そういう存在でありたいと私たちは願っています。

どんなときも大きな声で応援したい、贔屓のチームがある。
それはうれしい時も悲しい時も、一緒になって戦いたい家族のような存在。
どんなに時代が変わっても、通い続ける馴染みの店がある。
店主や常連と顔を合わせるだけで、ほっとできるとっておきの場所。
もどかしくも愛おしい、理屈だけでは説明できないその想いを、私たちはあえて「偏愛」と呼びたい。
多様な価値観を認め合うこれからの時代、偏っているからこそ面白い。
十人十色、人の偏愛も多種多様。広島にゆかりのある彼ら・彼女らのフィルターを通してこの街を歩いてみると、そこには今まで見えてこなかった新しい景色、思いもよらない出会いが溢れている。
多様なバックグラウンドを持つ旅人が、世界中から訪れる平和都市・広島。
このマガジンでは、どんなガイドブックにも載っていない、この街の本音のフェイバリットを伝えていく。
さあ、出かけよう。
一期一会のHIROSHIMA が待っている。
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